県・市町村が進める建設プロジュクトの推進協議会や自然環境問題の解決向けた住民協議会等に対し、資料作成や技術アドバイスとして、当センター技術職員が相談、助言、提言など人的・技術的支援を行うものである。
平成19年度から平成23年度において、建設事業にかかる自然環境協議会支援として、飯豊町ではチョウセンアカシジミを保護するために、トネリコを保全し、また東根市ではイバラトミヨの保全等の環境保全指導を実施した。

大学や自然環境保全活動者、県、市町村及び当センター技術職員が自然環境に負荷をかけない持続可能な社会資本整備のため、各組織の得意とする能力を発揮した共同研究を通じて、保全技術や知見の収集を図り、自然環境を考慮した社会資本整備の推進に寄与しようとするものである。
共同研究成果は、土木関係部署に共同研究報告書として取りまとめ配布し、問合せ等に対応することにより、建設技術の高度化及び普及啓発に活用される。